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【必勝】世界一わかりやすいテキサスホールデムのルール

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ポーカーは、ギャンブルゲームの中でも最も親しみやすい代表的なゲームです。人気は海外だけにはとどまらず、日本のゲームセンターや身内の中で遊ぶ方も非常に多く目にします。

あなたがよく知るポーカーは、5枚のカードの中から役を作り、他のプレイヤーもしくはコンピューターと勝負を行う一般的なポーカーとなります。

今回この記事でお伝えするのは、フロップポーカーと呼ばれるポーカーの種類の1つ「テキサスホールデム」です。

テキサスホールデムは、多人数で遊ぶことができるため非常に盛り上がりのあるゲームです。通常のポーカーよりも心理的要素が強く、戦略次第では大きく儲けることもできますので、ぜひルールを覚えて遊んでみてください。

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テキサスホールデムポーカーのルール

テキサスホールデムは、フロップポーカーと呼ばれるポーカーの種類の1つとなり、ゲームの参加者全員が使用できる共通のカードが並べられるのが特徴的なゲームです。

ゲームに参加しているプレイヤー全員に2枚のホールカードが配られ、ボードの上に5枚のコミュニティカードが表向きで開かれます。プレイヤー全員に配られたホールカードは、配られたプレイヤーのみが使用できるカードとなり、ボードの上に開かれるコミュニティカードは、ゲームに参加しているプレイヤー全員が共通で使用することができるカードとなります。

1ゲームは4回のラウンドに分かれており、各ラウンドでプレイヤーは勝負を行っていきます。全てのラウンドでゲームを降りることも可能ですが、降りてしまった場合はそれまで賭けていた金額は全て失われてしまいます。

ラウンドが全て終了したとき、ゲームを降りずに最後まで残ったプレイヤーは、手持ちの2枚のホールカードをオープンして他のプレイヤーとハンドの強さを比較します。そこで一番強いポーカーハンドを持っているプレイヤーがゲームでの勝者となり、全ラウンドでプレイヤーが賭けていた全てのチップを得ることができます。

テキサスホールデムは、1つのテーブルに2人~10人と多人数でテーブルを囲い楽しむゲームとなります。ディーラーと勝負を行うゲームではなく、プレイヤー同士が互いに勝負を行うゲームとなっていますので非常に楽しめるでしょう。

プレイ中の5つのアクション

ゲーム中のプレイヤーは、以下の5つの選択(アクション)を行うことができます。

 アクション 内容
 チェック 賭け金を賭けずに次の人に回す
 ベット 場に所定のチップを賭ける
 コール 前のプレイヤーと同額のチップを賭ける
 レイズ 場に出ているチップに更に上乗せしたチップを賭ける
 フォールド 勝負を降りる

ゲームの流れ

テーブルの席につくところから、ゲーム開始から終了までの一連の流れを説明していきたいと思います。

流れ1 席につく

席につく
席につく

プレイヤーは、遊びたいテーブルを決め1つのテーブルを囲む状態で席につきます。この時の席順は、ランドカジノであれば空いている席に自由に座ることができます。ただし、テキサスホールデムにおいての席順は非常に重要なものです。トーナメントや身内などでゲームを行う際には、席順を番号札やトランプなどを使用して、くじ引き形式で公平に決めていきましょう。

流れ2 ポジションを決める

ポジションを決める
ポジションを決める

席についた後は、ゲームが開始される前に参加しているプレイヤーの中からディーラーボタンの場所を決めていきます。ボタンの決め方は、ディーラーがプレイヤーにカードを1枚ずつ表向きに配り、最も強いランクのカードを持つプレイヤーがディーラーボタンの役割を担います。その後のゲームでは、時計回りにボタンの役割が回っていきます。

ディーラーボタンは、カードを配るディーラーとはまた別のもので、一般的には「BTN(ボタン)」と呼ばれることが多いです。一般的なディーラーボタンは、チップよりも少し大きな形をした円盤状のものとなっており、ボタンの表面には「DELLAR(ディーラー)」と書かれているのが特徴的です。

ディーラーボタンは、プレイヤーのポジションの中でも最も良いポジションに位置付けられており、ディーラーボタンとなったプレイヤーは、各ラウンドのアクションや選択を一番最後に行うことができる非常に有利なポジションとなります。

流れ3 カードが配られる

テキサスホールデムでは、ラウンドが始まる前にブラインド(参加手数料)を支払う必要があるポジションが存在します。以下のプレイヤーはゲームが開始される前に、予め決められた額の手数料をテーブルの上に出しておきましょう。

ポジション
ポジション
プレイヤー位置手数料
 SB(スモールブラインド) ボタンの左隣のプレイヤー BBより低い額
 BB(ビッグブラインド) SBの左隣のプレイヤー SBの額の約2倍の金額

ボタンの左隣のプレイヤーを「SB(スモールブラインド)」、SBの左隣のプレイヤーを「BB(ビッグブラインド)」と呼び、SBとBBを総称したものが強制ベット「ブラインド」となります。

テキサスホールデムには、アンティと呼ばれる通常のポーカーでプレイヤー全員が必ず支払わなければいけない参加手数料が存在しません。つまり、このままの状態ですと、プレイヤーは配られたカードが悪い手なら降りる、良い手なら勝負などが容易くできてしまいます。参加しているプレイヤーの全員が強制的にベットできる状況を作り出したものが「強制ベット(ブラインド)」となります。ブラインド(SB・BB)になったプレイヤーは、ゲーム開始前に既定の額を必ず支払わなければいけません。

ブラインド額は、SBよりもBBのプレイヤーの方が2倍ほど多く支払う必要があります。例(SBが1ドルだった場合、BBが2ドル。SBが10ドルだった場合、BBは20ドル)。ただし、SBとBBのブラインド額の差は必ずしも2倍とは限りません。中には、SBが2ドル、BBが5ドルといった取り方をするテーブルも存在します。

カードが配られる
カードが配られる

ボタンの位置が決まりブラインド額の支払いが終わると、プレイヤーにカードが配られます。ボタンの左隣に座っているBBのプレイヤーから時計回りに配られていき、最後にボタンのプレイヤーに配られていきます。これを2周繰り返します。テキサスホールデムでは、全てのアクションが時計回りに進行していきますので、この時ディーラーがプレイヤーに配るカードの順番も全て時計回り(右回り)となっています。

各プレイヤーに配られた2枚のカードは「ホールカード」と呼び、他のプレイヤーには見られない、自分だけが使用できるプレイヤー固有のカードとなります。

流れ4 第1ラウンド(プリフロップ)

第1ラウンド(プリフロップ)
第1ラウンド(プリフロップ)

参加している全てのプレイヤーに2枚のホールカードが配られた状態を、第1ラウンドの「プリフロップ」と呼びます。ここで1回目のベットアクションを行っていきます。各プレイヤーは、2枚のホールカードを頼りに勝負を行うかゲームを降りるかの判断をしていきます。

最初にベッティングアクションを行うプレイヤーは、BBの左隣のプレイヤー「UTG(アンダーザ・ガン)です。UTGは、参加しているプレイヤーの中で1番最初にアクションをおこなさなければいけなく、テキサスホールデムにおいて非常に悪いポジションとなっています。

各プレイヤーが行えるアクションは以下の通りです。

 アクション 内容
 フォールド(ダウン) ゲームを降りること。フォールドした時点でそれまで賭けていた金額は失われます。
 チェック 賭け金を賭けずに次のプレイヤーに順番を回すこと。
 コール これまでのベッティングアクション(場に出ている賭け金)と同額の金額を出すこと。
 ベット チップを賭けること。誰もチップを賭けていない状態でチップを賭けることをベットと呼びます。
 レイズ 他のプレイヤーのベット額以上の金額を上乗せして賭けること。
 リレイズ 他のプレイヤーのレイズ額以上の金額を上乗せして賭けること。
 リリレイズ 他のプレイヤーのレイズ額に対してさらに上乗せして賭けること。

※リレイズ及びリリレイズは、レイズの回数を分かりやすくするために使われる表現となります。ゲーム中は、リレイズやリリレイズを行った場合でも、統一して「レイズ」の発声で問題ありません。

第1ラウンドのプリフロップは、SBのプレイヤーが10ドル、BBのプレイヤーが20ドルの強制ベットが行われた状態からゲームがスタートしていきます。

各プレイヤーは、UTGを始めとし時計回りにアクションを行っていき、最後にボタンのプレイヤーがアクションを行います。この時点で既に場には20ドルのチップが賭けられておりますので、最初にアクションを起こすUTGはチェックを行うことができません。選択できるアクションは、フォールドを行いゲームを降りるか、コールをして場に賭けられている20ドルの金額を出すか、レイズをして場に出ている金額に更に上乗せした金額を出すかの3パターンとなります。

このように、第1ラウンドのプリフロップでは、BBを除く全てのプレイヤーは、ブラインド金額に対してフォールド、コール、レイズのいずれかの選択肢が与えられます。

SBは強制ベット額の10ドルが場に賭けられておりますので、更に10ドルを追加してコールを行うか、レイズをしてチップを上乗せしていくか、フォールドしてゲームを降りるかの選択が可能となっており、BBはすでに強制ベット額20ドルを場に出しておりますので、チェックを行い次のプレイヤーにそのまま順番を回すことや、レイズして場に賭けられている金額に更に上乗せするかの選択が可能となります。

※SBとBBは強制的にブラインド額を賭けさせられている状態となりますので、フォールドやレイズのアクションを起こすことができません。そのため、SBとBBにはボタンのプレイヤーのアクションが終了したのち、再度アクションが行える機会が与えられます。これを「オプション」と呼びます。

プリフロップ終了
プリフロップ終了

残っているプレイヤー全員のベット額が同額になった時点でプリフロップは終了となります。ディーラーは、プリフロップでテーブルに出された全チップを一箇所に集め山を作ります。この山を「Pot(ポット)」と呼び、一度ポットに入れられたチップはゲームの勝利者にしか戻ることはありません。つまり、この段階でフォールドしたプレイヤーは、賭けた金額の全てを失うことになります。

流れ5 第2ラウンド(フロップ)

第1ラウンドのプリフロップが終了すると、第2ラウンドの「フロップ」が開始されます。

各プレイヤーのアクションが始まる前に、ディーラーはカードの山の一番上の1枚を捨てます。このことを「バーンカード」と呼び、一番上にあるカードの汚れや傷から、プレイヤーに次のカードが悟られないための対策となっています。

ディーラーはバーンカードを行ったあと、カードの山の一番上から3枚のカードを連続してボードにオープンさせます。3枚のカードがボードにオープンされた状態を「フロップ」と呼びます。フロップは以下のような状態です。

第2ラウンド(フロップ)
第2ラウンド(フロップ)

ボードに並べられた3枚のオープンカードは、コミュニティカードと呼ばれ、参加しているプレイヤーの全員が共通で使用できるカードとなります。参加している全てのプレイヤーは、手札のホールカード2枚、ボードに並べられた3枚のコミュニティカードの計5枚のカードを使用してポーカーハンドを作り上げます。

アクションを行う順番は、SBから時計回りにSB→BB→BTNのような形で回っていきます。プリフロップと同様に参加しているプレイヤーの賭け金が同額になった時点でフロップは終了です。

第2ラウンドのフロップ以降のアクションは、基本的には以下の通りとなります。

 アクション 内容 
 チェックアラウンド(checked around) 参加しているプレイヤー全員がチェックで回す 次のラウンドへ移行
 コール 他のプレイヤーがベットまたはレイズを行い、そのアクションに対してプレイヤー全員がコール 同額の金額を賭けコールした方のみ次のラウンドへ移行
 フォールド 他のプレイヤーがベットまたはレイズを行い、そのアクションに対してプレイヤー全員がフォールド ベットもしくはレイズした人の勝利となりゲーム終了

第2ラウンドのフロップから、2枚の手持ちハンドに加えコミュニティカード3枚が加わりますので、一気に5枚のハンドとなります。これは、最終ラウンドの合計7枚のカード中、5枚のカードを所持している状態となりますので、この時点で全体の70%のカードが開いたことになります。プレイヤーはハンドの強さをある程度把握することができるでしょう。

残ったプレイヤーの全員がチェックを行った場合は、そのまま次のラウンドへ移行し、他のプレイヤーがベットもしくはレイズを行い、そのアクションに対して残ったプレイヤーがコールをした場合は、コールを行ったプレイヤーのみ次のラウンドへ進むことができます。他のプレイヤーのベットやレイズに対して、残ったプレイヤー全員がフォールドを行った場合は、ベットやレイズを行ったプレイヤーの勝利となりゲームは終了です。

テキサスホールデムは、ハンドの強さのみで勝負が決まるゲームではありません。ハンドが最弱だった場合でもブラフ(嘘)で、プレイヤーの全員をゲームから降ろしてしまえばそこで勝利することも可能です。このように、ハンドの強さに限らず勝利する方法も存在します。

フロップ終了
フロップ終了

残っているプレイヤー全員のベット額が同額になった時点でフロップは終了となります。ディーラーは、フロップでテーブルに出された全チップをポットに集めます。

流れ6 第3ラウンド(ターン)

第2ラウンドのフロップが終了すると、第3ラウンドの「ターン」が開始されます。ボードにコミュニティカードが更に1枚オープンされた状態で並べられます。ボードに4枚目のカードが開くラウンドを「ターン」と呼び、以下のような状態となります。

第3ラウンド(ターン)
第3ラウンド(ターン)

この時点でのプレイヤーのカードは、手持ちのホールカード2枚、ボードのコミュニティカード4枚の計6枚となります。第3ラウンドのターンもこれまでと同様に、プレイヤー全員がチェックもしくはベット額が同額になった時点で終了となり、ディーラーは、ターンでテーブルに出された全チップをポットに集めます。

ターン終了
ターン終了

流れ7 第4ラウンド(リバー)

第3ラウンドのターンが終了すると、第4ラウンドの「リバー」が開始されます。ボードに最後の5枚目のコミュニティカードが1枚オープンされます。このようにボードに5枚目のカードが開くラウンドを「リバー」と呼び、以下のような状態となります。

第4ラウンド(リバー)
第4ラウンド(リバー)

テキサスホールデムは、ホールカード2枚とコミュニティカード5枚の最大7枚のカードからハンドを作り上げるゲームとなりますので、これ以降カードが追加されることはありません。

流れはこれまでと同じように、残ったプレイヤーの全員がチェックを行うか、誰かのベットやレイズに対してコールを行い、プレイヤー全員のチップが同額となった時点で「ショーダウン」となります。ショーダウンとは、フォールドせずに残ったプレイヤーの全員が、手持ちのホールカード2枚をオープンさせることで、他のプレイヤーに手札を公開し互いにハンドの強さを比較することを意味します。

ホールカードを開く順番は、直前のラウンドで積極的なベッティングアクションを行った人(アグレッサー)から時計回りに公開していきます。各プレイヤーのハンドを比較し、最も強いポーカーハンドを作り上げたプレイヤーがゲームでの勝者となります。勝者は、ポットに溜まっている全ラウンドでプレイヤーが賭けた金額の全てを得ることができます。以下は勝負の結果です。

ショーダウン
ショーダウン

流れ8 次のゲームへ

ショーダウンで勝者が決まった後は新しいゲームが始まります。ディーラーボタンの位置は時計回りに移動し、前回SBだったプレイヤーがボタンのポジションにつきます。このように、ボタンのポジションは1ゲーム終了ごとに時計回りにずれていきますので、参加しているプレイヤーの全員が全てのポジションを担当する流れとなっています。

※テーブルに他のプレイヤーが増えたり減ったりなどの変動が起きた場合、ディーラーボタンが連続で続く場合もあります。しかし、BBが連続で続くことは絶対にありえません。

覚えておきたいテキサスホールデムの基本用語

テキサスホールデムをプレイするにあたって、最低限覚えておいてほしい基本用語をまとめました。

コール

その場に賭けられている金額と同額のチップをベットすること。

チェック

賭け金を賭けずに次のプレイヤーに順番を回すこと。

フォールド

ディーラーにカードを返却しゲームを降りること。フォールドした時点でプレイヤーの負けが確定され、プレイヤーがそれまで賭けていた金額は全て失われます。

ベット

場にチップを賭けること。賭けるチップの額は同時に発声する必要があります。

ミニマムベット

ゲームに参加するために必要な最低ラインの金額。これまで説明したゲームのルールを適応するなら、SBが1ドル、BBが2ドルとなりますので、ミニマムベット2ドル以上の金額を賭けなければゲームを行うことができません。

レイズ

その場に賭けられている金額に更にチップを上乗せすること。この時、上乗せしたチップ額も同時に発声し周囲に伝える必要があります。

ミニマムレイズ

場に出ているチップを上乗せする際のレイズ額の最低額。

誰かのベット金額に対してレイズをする場合は、ベット額の2倍以上の金額にする必要があります。例(A=2ドルベット→B=4ドルレイズ、A=5ドルベット→B=10ドルレイズ)。レイズに対してリレイズする場合も、同じようにレイズして上乗せされた額の2倍以上の金額を更に上乗せする必要があります。例(A=2ドルベット→B=8ドルレイズ(上乗せ6ドル)→C=14ドルリレイズ(上乗せ6ドル))

オールイン

手持ちの全チップを賭けて勝負を行うこと。

場に賭けられている金額よりも手持ちのチップが少なかった場合は、同額をコールすることはできません。しかし、場のチップより少ないチップでもゲームに参加することができます。これを「オールイン」と呼び、プレイヤーは場に賭けられている金額よりも手持ちのチップが少なかった場合、オールインと宣言することで残った全てのチップを賭けて勝負を行うことができます。ただし、オールインした状態でゲームに勝利した場合、得られる金額は自分が場に出した金額までとなります。

ドロー

場に捨てたカードの枚数分、カードのストックからもらうこと。一般的にはポーカーで行われるアクションとなり、テキサスホールデムの場合はドローのアクションは存在しません。

アンティ

強制ベットの形式の1つとなり、一般的なポーカーに存在します。カードが各プレイヤーに配られる前に、参加している全てのプレイヤーからゲーム参加料の徴収が行われます。テキサスホールデムでは、全てのプレイヤーにアンティが要求されることはありません。代わりに、SB(スモールブラインド)とBB(ビッグブラインド)の「ブラインド」と呼ばれる強制ベットが発生します。

チョップ

ラウンドが全て終了しショーダウンを行った結果、残ったプレイヤーのハンドの強さが全く同じだった場合は、チョップ(引き分け)となります。ポットに溜まった全てのチップは引き分けた人数で等分され、割り切れない場合はポジションの悪いプレイヤー(SBに最も近いプレイヤー)から多めに勝利金額が支払われます。

サイドポット

参加しているプレイヤーの誰かがオールインした場合でも、他のプレイヤーはベッティングアクションを継続することができます。

オールインしたプレイヤーが賭けた金額分までがメインポットに保管されていき、プレイヤーオールイン後、他のプレイヤーがそれ以上の金額をゲームに賭けた場合は、一時的にサイドポットと呼ばれるメインのポットとは別の場所にチップが保管されていきます。

オールインしたプレイヤーがゲームに勝利した場合、メインポットに存在する自分が賭けた金額までのチップが支払われます。サイドポットに保管されているチップは、残ったプレイヤーの中で一番ハンドが強いプレイヤーに支払われます。

テキサスホールデムの役|強い順

ポーカーハンドの種類は全部で9種類存在します。ここでは最も強いハンド順にご紹介していきたいと思います。

ロイヤルストレートフラッシュ

ロイヤルストレートフラッシュ
ロイヤルストレートフラッシュ

手札のホールカード2枚、ボードのコミュニティカード5枚の計7枚の中に、同じスートのカードが5枚「10-J-Q-K-A」がストレートで順番に揃えられている状態を、ロイヤルストレートフラッシュと呼びます。例(クラブ10-J-Q-K-A)

ストレートフラッシュ

ストレートフラッシュ
ストレートフラッシュ

手札のホールカード2枚、ボードのコミュニティカード5枚の計7枚の中に、同じスートのカードが5枚、数字が5つ順番に並んでいる状態をストレートフラッシュと呼びます。例(ハート7-8-9-10-J)

フォーオブアカインド(フォーカード)

フォーカード
フォーオブアカインド(フォーカード)

日本では一般的には「フォーカード」と呼ばれるハンドとなりますが、正式名所は「フォーオブアカインド」となり、海外ではフォーカードの呼び名は通用しません。手札のホールカード2枚、ボードのコミュニティカード5枚の計7枚の中に、同じ数字が4枚ある状態をフォーオブアカインドと呼びます。例(5-5-5-5)

フルハウス

フルハウス
フルハウス

手札のホールカード2枚、ボードのコミュニティカード5枚の計7枚の中に、同じ数字が3枚、別の同じ数字が2枚ある状態をフルハウスと呼びます。つまり、スリーオブアカインドとワンペアがそろった状態です。例(J-J-2-2-2)

フラッシュ

フラッシュ
フラッシュ

手札のホールカード2枚、ボードのコミュニティカード5枚の計7枚の中に、同じスートが5枚ある状態をフラッシュと呼びます。例(ハート5枚)

ストレート

ストレート
ストレート

手札のホールカード2枚、ボードのコミュニティカード5枚の計7枚の中に、数字が5つ順番に並んでいるカードがある状態をストレートと呼びます。例(5-6-7-8-9)

ただし、カードの「A」を含むストレートの場合、「10-J-Q-K-A」「A-2-3-4-5」の2つのパターン以外は作ることができません。「Q-K-A-2-3」「K-A-2-3-4」などの中途半端な組み合わせは、ストレートにはなりませんので注意してください。

スリーオブアカインド(スリーカード)

スリーオブアカインド(スリーカード)
スリーオブアカインド(スリーカード)

日本では一般的には「スリーカード」と呼ばれるハンドとなりますが、正式名所は「スリーオブアカインド」となり、海外ではスリーカードの呼び名は通用しません。手札のホールカード2枚、ボードのコミュニティカード5枚の計7枚の中に、同じ数字のカードが3枚ある状態をスリーオブアカインドと呼びます。例(K-K-K)

ツーペア

ツーペア
ツーペア

手札のホールカード2枚、ボードのコミュニティカード5枚の計7枚の中に、同じ数字のカードが2枚、別の同じ数字のカードが2枚そろっている状態をツーペアと呼びます。つまり、ワンペアが2つそろった状態となります。例(3-3-5-5)

ワンペア

ワンペア
ワンペア

手札のホールカード2枚、ボードのコミュニティカード5枚の計7枚の中に、同じ数字のカードが2枚ある状態をワンペアと呼びます。例(K-K)

テキサスホールデムの実践例

1ゲームの流れを分かりやすくするために、実践例をご紹介していきます。

第1ラウンド「プリフロップ」

あなたを含むA、B、C、D、Eの6人のプレイヤーでゲームを行っていきます。

ポジション
ポジション

ディーラーボタンはDのプレイヤーとなり、その左隣のプレイヤーがSB(スモールブラインド)、あなたはBB(ビッグブラインド)となりました。ブラインドのレートはSBが10ドル、BBが20ドルとなりますので、BBのあなたは20ドルをテーブルの上に出します。

第1ラウンド「プリフロップ」
第1ラウンド「プリフロップ」

あなたの配られた2枚のカードは、クラブの「3」と「Q」でした。アクションは、あなたの左隣のプレイヤーA(UTG)から行われます。このラウンドでは以下のアクションが行われました。

プリフロップ:アクション
プリフロップ:アクション
 プレイヤー アクション
 UTG フォールド
 MP ベット70ドル
 CO(カットオフ) フォールド
 BTN コール
 SB コール
 あなた コール

MPは、ベット額70ドルと少し高めの金額を出してきていますので、いいハンドという想定ができます。BTNやSBのプレイヤーもMPのベット70ドルの賭けにコールをしてきていますので、なかなか良いハンドなのではないでしょうか。あなたのハンドは、クラブの「3」「Q」と、強いハンドではありませんが、同じスートであるクラブが2枚そろっておりますので、ここはコールで様子を見ておきましょう。

このラウンドで残ったプレイヤーは、あなた、MP、BTN、SBの4名となり、プリフロップでのポット金額は280ドルとなりました。

第2ラウンド「フロップ」

あなたを含めた4名のプレイヤーで第2ラウンドのフロップを行います。

第2ラウンド「フロップ」
第2ラウンド「フロップ」

フロップ:クラブの「9」「2」、ハートの「J」

ボードに3枚のカードがオープンされましたが、あなたの手持ちのホールドカードを含めた5枚の中で作れるハンドはありませんでした。アクションは、SBのプレイヤーから行っていきます。このラウンドでは以下のアクションが行われました。

フロップ:アクション
フロップ:アクション
 プレイヤー アクション
 SB チェック
 あなた チェック
 MP ベット133ドル
 BTN フォールド
 SB コール
 あなた コール

ボタンのプレイヤーはフォールドを行いゲームを降りましたが、MPはベット額133ドルと強気で勝負を行ってきています。MPは前回のラウンドでも高いベット額を出してきておりますので、同じ数字のカードを所持しているのかもしれません。

あなたはまだハンドがない状態となりますが、コミュニティカードの2枚のクラブ、手持ちのホールカードの2枚のクラブの計4枚のクラブを所持しておりますので、今後のラウンドでフラッシュのハンドが作りあがる可能性が高いと言えます。よってここはコールで賭けに乗っていきましょう。

このラウンドで残ったプレイヤーは、あなた、MP、SBの3名となり、フロップでのポット金額は679ドルとなりました。

第3ラウンド「ターン」

あなたを含めた3名のプレイヤーで第3ラウンドのターンを行います。

第3ラウンド「ターン」
第3ラウンド「ターン」

ターン:クラブの「K」

ボードに4枚目のカードがオープンされた時点でのあなたのハンドは、クラブのフラッシュとなりました。このラウンドでは以下のアクションが行われました。

ターン:アクション
ターン:アクション
プレイヤーアクション
SBベット80ドル
あなたコール
MPコール

SBのベット額80ドルに対してMPもコールを行ってきました。あなたは、フラッシュのハンドを持っておりますので、このまま降りてしまうの勿体ないのでコールをして様子を見てみましょう。

このラウンドで残ったプレイヤーは、あなた、MP、SBの3名となり、ポット金額は919ドルとなりました。

第4ラウンド「リバー」

あなたを含めた3名のプレイヤーで第3ラウンドのリバーを行います。

第4ラウンド「リバー」
第4ラウンド「リバー」

リバー:ダイヤの「8」

リバーでコミュニティカード最後の5枚目がオープンされました。これ以上カードが追加されることはありませんので、現時点で最強のポーカーハンドが決まります。最終的なあなたのハンドは、クラブのフラッシュとなりました。このボードに存在する5枚のカード(92JK8)の中で最も強いハンドは、手持ちのホールカードに、クラブの「A」を2枚もつ「フラッシュ」となります。このラウンドでは以下のアクションが行われました。

リバー:アクション
リバー:アクション
プレイヤーアクション
SBチェック
あなたベット100ドル
MPレイズ1178ドル
あなたオールイン

このラウンドでは、SBがチェックを行ってきました。コミュニティカードの5枚目がオープンされた時点で、あまり良いハンドにはならなかったということが想定できます。

あなたはベット金額100ドルを賭けて様子を見ましたが、MPはあなたのベット額に更にレイズ金額1178ドルと、挑戦的な金額を出してきました。MPは開始のラウンドからこれまでのラウンドまで、全て挑戦的な金額でゲームに挑んできています。あなたのハンドは、クラブのフラッシュとなりますので、このまま降りてしまうのはもったいないです。オールインで全チップを使用して勝負に乗っかっていきましょう。

ショーダウン
ショーダウン

ショーダウンした結果、MPのホールカードはKKのペア、ハンドはKKKのスリーオブアカインド、あなたのハンドは、クラブ239QKのフラッシュとなりました。メインポットに保管されていた2353ドルがあなたのものとなります。MPには461ドルが返却されます。(あなたのオールイン後に賭けられた金額分)

テキサスホールデムは、ベットラウンドが進むにつれて常にハンドが変わっていきます。これは、あなただけではなく他のプレイヤーにも言えることで、各ラウンド時に一番強いプレイヤーも都度変わっていくのです。

最初のラウンドから賭け金を上げて賭けてくるプレイヤーの中には、ブラフ(嘘)でフォールドさせようと目論むプレイヤーも多く存在します。このようにテキサスホールデムは心理的な要素が非常に高いゲームとなっています。

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まとめ

多人数のプレイヤー同士で勝負を行うことができるテキサスホールデムについて説明させていただきました。テキサスホールデムは、強いハンドを作って勝負を行うという単純なものではありません。全てのラウンド終了時のショーダウンで勝つか、ラウンドが終了する前に相手を降ろしてゲームに勝つか、心理的に相手を騙し勝ち取るゲームでもあります。独自の戦略を立ててゲームを行っていきましょう。

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